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多汗症には塩化アルミニウム液が効く!?より効果を出す塗り方とは? [健康]

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手や足、脇などに汗をかきやすいと、他人に触れるのに抵抗があったりうまく作業ができなかったりと精神的にも物理的にも支障をきたし、悩んでいる方も多いと思います。

そんな多汗症の原因やどのような治療があるのか、手軽にできる塩化アルミニウム液とはどのようなものなのか、副作用や他の治療法などについて調べてみました。よろしければお付き合いください。


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多汗症の原因はやはり不安や緊張?食生活も影響する!?


汗の量が多い状態を多汗症といい、手の平や足の裏、脇の下など一部にたくさん汗をかく状態を局所性多汗症といいます。大体小学生から大人になるまでの間に見られることが多く、成長とともに自然に治ってしまう人も多いようです。


原因としては不安や緊張、ストレスなどの精神的な影響で交感神経が活発になることや、ホルモンバランスの崩れ、カフェインや塩分のとり過ぎなどの食生活も影響することがあるようです。遺伝に関しては、遺伝するケースは少ないという意見と、多汗症の体質は遺伝するという双方の意見があるようです。


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多汗症には塩化アルミニウム液が効く!?他の治療法や代償性発汗とは?


多汗症は皮膚科で治療することができ、まずは塩化アルミニウム液が処方されることが多いようです。これは気になるところに塗ることで、その部分の汗を出す管を変性させて管を閉塞し、汗の量を減らす作用があります。


塗り方としては、1日1回夜寝る前に気になる部位を洗ってしっかり乾かした後に塗ります。夜に塗るのは、寝ている間は交感神経が働きにくく汗で流れる心配がないためだと言われているようです。そして翌朝にしっかり洗い流します。ただ塗るだけではあまり効果が得られなかった場合には、密閉療法と言って塗った後にビニール袋などでその部位を覆う方法もあります。副作用としては、赤くなったりかゆみ、ヒリヒリ感が出ることがあるので、そのような症状が現れた時にはすぐに洗い流して医師に相談しましょう。


この塩化アルミニウム液の効果ですが残念ながら一時的なもので、夜に塗ることで次の日の汗を止めてくれますがまた翌日には元に戻ってしまうため、塗り続けなければなりません。


この治療で満足できなかった場合には水道水イオントフォトレーシスという弱い電流を流して発生した水素イオンが汗を出す細胞に作用して汗を止める方法や、発汗を促すアセチルコリンを抑制するボトックス注入交感神経切断術などがあります。ボトックス注射の場合は3~6か月もちますし、交感神経切断術の場合はまた汗が多くなる再発は1~5%と言われているようです。


ただ長くもつ程恐ろしいのは代償性発汗です。人それぞれトータルの汗の量は決まっているため、例えば手の汗を止めるとその代わりに脇や足の裏などの汗が増えてしまうのです。だからこそまずは手軽に始められる塩化アルミニウム液で様子をみるのが良いかもしれないですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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