サングラスをしないと眼からの紫外線で肌にシミができる!?効果的な予防策とは! [美容]
オゾン層の破壊で緩やかにではあるものの増え続けている紫外線ですが、肌に日焼け止めを塗っていても眼から入った紫外線で肌が日焼けするということがわかり話題になりました。
一体どうして肌にまで影響を及ぼしてしまうのか、その真相や予防策についてまとめてみました。よろしければお付き合い下さい。
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どうして眼からの紫外線が肌のシミを作るのか
海外の紫外線量が多い国ではサングラスをする方も多いと思いますが、日本では運転中や海に遊びに行く時など以外は真夏でもしない方が多いのではないでしょうか。
しかし紫外線は眼はもちろんのこと、眼から入った紫外線が肌の日焼けやシミに繋がってしまいます。その気になる理由は、日焼け止めクリームを塗って肌への紫外線をカットできていても眼からの紫外線が入り込むと脳が紫外線の下にいることを認識し、その紫外線から身を守るためにメラニンの生成を促す指令を出してしまうのです。そうすると特に女性が恐れているシミや日焼けの原因になってしまうため、肌と同様に眼の紫外線対策もとても重要になります。
また肌だけではなく、眼自体も紫外線の影響を受けてしまいます。よく見られるものとしては、紫外線により黒眼と白眼の境が障害されることで白眼の細胞が増殖し過ぎて黒眼にまで侵入してしまう翼状片や、紫外線によりタンパク質が変性して白眼にシミのような一部分の変色が起こったり盛り上がりができる瞼裂斑(けんれつはん)、また白内障などの目の病気に繋がる危険があります。厄介なことに眼に入った紫外線は蓄積するそうなので、今日くらいいいかと対策を怠らずに気をつける必要があります。
紫外線指数をチェックしながらの対策が大切
紫外線指数とは紫外線の強さをわかりやすく5段階で表したもので、お天気アプリなどでも表示されているので私もこれを見ながら対策しています。
1~2(弱い)、3~5(中程度)、6~7(強い)、8~10(非常に強い)、11以上(極端に強い)の5段階に分けられています。1~2の場合は基本的に対策せずに外に出ても大丈夫ですが、3以上は帽子や長袖、サングラス、日焼け止めクリームで対策することが推奨されており、特に8以上は必須となっています。
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サングラス選びでは紫外線透過率や紫外線カット率のチェックが大切
眼への紫外線対策としては帽子をかぶることで20%、サングラスをすることで90%以上防ぐことができるようです。
より紫外線をカットできるサングラス選びとしては、紫外線カット率が99%以上と表示してあるもの、又はどれだけレンズが紫外線を通すかを示す紫外線透過率が1%以下のものを選ぶようにしましょう。
またレンズの色ですが、濃いか薄いかで紫外線を防ぐ力は変わりません。しかし濃いレンズの場合、眼からの光の量によってより暗い場所にいると身体が勘違いしてしまい、より光を取り入れようと瞳孔が開いてしまいます。瞳孔が開くと紫外線を取り入れやすくなってしまうため、薄い色のものの方が効果的です。
目の周りは皮膚が薄く、頬骨は高くなっていて紫外線をより受けやすい場所なので、そういった意味でも目の周りを覆うサングラスは紫外線の下ではとても重要になります。
UVカットのコンタクトレンズは効果があるの?
サングラス以外に眼を守るアイテムとして、紫外線を取り込んで化学的に処理して防ぐ作用がある紫外線吸収剤をレンズに取り入れたUVカットのコンタクトレンズもあります。これは確かに効果はあるようですが、やはりサングラスと比較すると紫外線を防ぐ力は弱く、また黒目しか覆えません。
なので例えば紫外線量がそこまで多い訳ではなくサングラスまではいらないけれど目を守りたい場合や、より紫外線をカットするためにサングラスと更にこのコンタクトレンズを使用するというように補助的に活用してみるのも良いかもしれません。
今まで日焼け止めや日傘などで紫外線には気を使っている方でしたが、眼が無防備だったことに気づかされました。これからは眼の保護も忘れられませんね。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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